飲食店を開業する際の、失敗しない内装デザイン作り
※この記事は「内装デザインの注意点」「動線の配慮」「イスやテーブルの配置」についての説明で構成されています。
<挨拶とコンセプトの説明>
N提督:みなさまはじめまして。N提督と申します。このブログは会話形式でマジメに進めていこうと思いますので、お相手を紹介します。
雷:「いかずち」です。よろしくお願いします。
<内装デザイン>
N提督:さて今回は、飲食店の内装デザインについてご紹介します。
雷:内装デザイン?
N提督:これから飲食店を開業する方は「どんな内装にしようかな」「あんな小物を置きたいな」と心躍るかと思います。
雷:その内装を決めるのが内装デザインなのね!
N提督:しかし、理想の内装デザインを追求し過ぎて、使いづらい店舗が出来上がってしまっては意味がありません。
雷:・・・回転が悪くなるものね。
N提督:なので、失敗しないために抑えるべきポイントをご紹介しようかと思います。
(引用:フリー素材集いらすとやより)
<動線に配慮した内装>
雷:動線って何?
N提督:動線とは、人や物が移動する経路のことを言います。
雷:店員とかお客様とか?
N提督:そうですね。主に「お客様の動線」と「従業員の動線」に分かれるかと思われます。
雷:じゃあ、まずはその動線の作り方の注意点についてかしらね!
動線同士は交わらないようにする
N提督:完全に交わらないことは不可能だと思われますが、ある程度は意識すべき点です。
雷:「料理を運ぶ人」と「料理を作る人」とかかしら?
N提督:そうですね。その動線は最優先で別に確保するべきです。
雷:料理作ってる人の後ろを通ると危ないものね。
N提督:あとは、「お客様の動線」と「従業員の動線」もなるべく交わらないようにするべきです。
雷:ホールでは完全に分離するのは難しいけどね・・・。
N提督:そこは、ある程度でいいかと思います。そういった動線の確保が、今後の飲食店運営に大きく影響してきます。
従業員の動線はなるべく短く確保する
N提督:店舗内で一番動くのは従業員です。
雷:じゃあ、従業員の動線をなるべく短くすることが大事になるわね!
N提督:そうです。動線が短くなると、料理を作ったり、料理を運んだりする時間も短くなります。
雷:でも、短縮できるのは数秒じゃない?
N提督:それが100回だと数分は変わりますよね?
雷:確かに!
N提督:1回で見ると微々たる短縮ですが、実際に稼働して回数が増えてくると大きな差になります。
<イスやテーブルの配置>
N提督:お客様に快適な空間を提供するためには、イスやテーブルの配置が大事になってきます。
雷:オシャレなイスやテーブルを置きたいわね!
N提督:自分の好みで設置するのも良いですが、ポイントを押さえて設置することをおすすめします。
イス
N提督:冷たいイスや固いイスはダメです。
雷:長く座ってると、お尻が痛くなるものね。
N提督:そうですね。できればクッションのあるやわらかい素材で、背もたれがあって引きやすいイスを用意しましょう。
雷:それはお客様としては嬉しいわね!
N提督:あと、イスを引いた時の後ろの空間にも注目してください。
雷:あまりに狭いと窮屈に感じるものね・・・。
テーブル
N提督:テーブルの設置は空間を意識しましょう。
雷:たくさん置けば、お客様がたくさん入るんじゃないの?
N提督:たくさん置くと客席は増えますが、窮屈になります。
雷:それは辛いわね・・・。
N提督:通路は1mくらいの幅を取り、余裕を持って設置しましょう。
雷:それくらいあれば、通りやすそうね!
N提督:また、テーブル自体の大きさも、ある程度の余裕を持たせて選びましょう。
雷:お皿が大きいと乗らないこともあるものね。
N提督:お皿の大きさと、出す枚数に合わせてテーブルを購入するようにしましょう。
<最後に>
N提督:飲食店を開業する際には、以上のポイントを押さえてデザインを考えましょう。
雷:こうやって見ると、理想だけではダメなのね。
N提督:ポイントを押さえたうえで、自分の理想のデザインを組み込むようにすると良いですね。
雷:家具の配置とか動線って、結構重要なのね。
N提督:特に動線は、店舗稼働後に大きな差となって見えてきますので、要注意です。
雷:いろいろ考えることがあるのね。
N提督:まぁ、いろいろ考えるのは楽しいですけどね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
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