【空自機の妨害弾発射】領空侵犯、国際航空路って何?【中国が日本に抗議】
※この記事は「空自機の妨害弾発射」「領空侵犯」「今回の件のポイント」についての説明で構成されています。
<挨拶とコンセプトの説明>
nao:みなさまはじめまして。naoと申します。このブログは会話形式でマジメに進めていこうと思いますので、お相手を紹介します。
雷:「いかずち」です。よろしくお願いします
nao:今日は、「空自機の妨害弾発射」についてお話ししましょうか。
雷:中国の空軍機に対する妨害弾のことね!
nao:それと同時に領空侵犯や国際航空路のこともお話ししましょう。
雷:北朝鮮のミサイルもそうだけど、空の問題は絶えないわね・・・。
<「空自機が妨害弾発射」、中国が日本に抗議>
nao: 10日夜、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡から西太平洋に向かう定例の遠洋訓練をしていた中国空軍機Su30戦闘機と爆撃機、情報収集機の計6機に対し、日本の航空自衛隊のF15戦闘機2機が接近し、「妨害弾」を発射し中国側の安全を危うくしたと発表しました。
雷:中国は「重大な懸念」を伝えて抗議したのよね。
nao:空自機と中国機の接近は10日午前に起きました。「妨害弾」について具体的に説明していませんが、ミサイルを回避するための火炎弾(フレア)のような防御装置とみられます。
雷:日本政府関係者によると、6月に空自機と中国軍機が接近した際も空自機はフレアを作動させ、退避したのよね。
nao:ただ、今回日本側は「妨害していない」と主張しています。接近が起きた空域も明確ではないですが、中国は「宮古海峡は公認された国際航路だ」と主張しています。
雷:中国軍は西太平洋に通じる宮古海峡を重視しているとみられ、9月に初めて中国の戦闘機が宮古海峡から西太平洋側に飛行し、11月にも中国軍機が同海峡を通過したのよね。
nao:「航行と飛行の自由を損なうものだ」という中国の発言も気になるところです。
雷:たしかに、領空侵犯はなかったとのことよね。
nao:ただ、統合幕僚監部は「中国軍機の飛行を妨害したというような事実はない」と述べています。
雷:どっちが正しいのかしらね?
nao:詳しくは分かりませんが、領空侵犯については話しておく必要がありますね。
(引用:フリー素材集いらすとやより)
<領空侵犯って何?>
雷:領空侵犯って何かしら?
nao:領空侵犯は、領空に対して有する権利を侵犯する行為のことです。今回の場合なら、中国が日本の領空に無断で侵入した場合、これに当たります。
雷:でも今回、中国は領空に入ってないのよね?
nao:入った時点ではもう遅いですからね。それまでに警告をします。
雷:何でそこまで敏感なのかしら・・・。
nao:日本はこれまで40回近く領空侵犯をされていますからね。ほぼロシアですが。
雷:そんなに・・・。それは警戒するわね。
nao:その警告の際の方法も決まりがあります。
雷:そうなの?
nao:まずレーダーで飛行機の接近を探知したら戦闘機を発進させます。
雷:すぐに対応しないといけないものね。
nao:戦闘機から目視で確認をし、相手の飛行機に無線で警告します。
雷:「領空に近づくな」的なことを言うのね。
nao:それでも領空に入った場合、警告射撃をします。
雷:今回の日本の対応もそうだったわね。
nao:ただ、自衛隊法によると射撃による撃墜は許されていません。
雷:当てちゃダメなのね。
nao:まあ、当てないでしょうけど。
雷:今回も警告の射撃をしたけど、何か問題あったかしら?
(引用:フリー素材集いらすとやより)
<今回の件のポイント>
nao:今回、中国側は「領空侵犯」していないと主張しています。
雷:あ・・・領空に入る前に射撃したってことね。
nao:ただこれについては判断が難しく、どこからが領空か明確な位置が把握できません。
雷:空だとギリギリのラインって分からないものね。
nao:あと、国際航空路というものもあって、それは国際法で公認された航路になります。
雷:国際航空路?
nao:領空に関係なく、情報収集や捜索、救助活動の航空交通業務を行える航空路のことです。
雷:つまり、そこはどの国でも入っていいのね?
nao:目的さえあれば。
雷:つまり、国際航空路を正当に利用していた場合は日本に過失があって、領空侵犯をしていた場合は中国に過失があるってことね。
nao:そういうことですね。詳しくはこれから調査がされると思いますが。
雷:これからのニュースも注目ね。
(引用:フリー素材集いらすとやより)
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
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