【川内原発1号機の稼働】原子力発電の危険性って?【原子力発電の仕組み】
※この記事は「川内1号機の運転再開」「原子力発電の仕組み」「原子力発電の危険性」についての説明で構成されています。
<挨拶とコンセプトの説明>
nao:みなさまはじめまして。naoと申します。このブログは会話形式でマジメに進めていこうと思いますので、お相手を紹介します。
雷:「いかずち」です。よろしくお願いします
nao:今回は川内原発について話しましょうか。
雷:川内原発1号機の稼働の報道のことね!
nao:原発の仕組みや危険性なども合わせて説明していきます。
雷:まずは川内原発1号機の稼働のニュースからね!
(引用:フリー素材集いらすとやより)
<川内1号機が運転再開>
nao:九州電力は8日夜、定期検査で停止していた川内原発1号機の原子炉を起動しました。
雷:新規制基準に合格し再稼働した原発が定期検査で停止後に運転を再開したのは初めてなのよね。
nao:今年10月から定期検査が行われていて、9日午前10時に核分裂反応が連続する臨界の状態になりました。11日に発電を始め、2017年1月6日に検査を終えて営業運転に移行する予定のようです。
雷:三反園訓知事は2回停止を要請したけど、九電は応じなかったのよね。
nao:結局、事実上容認する姿勢を取っています。
雷:さらに2号機は今月16日から定期検査に入り、17年2月27日に発電を再開し、3月24日に営業運転に移行する計画なのよね。
nao:原発による電力供給は魅力ですが、その危険性も考えると判断に困ります。
雷:そもそも原発ってどういう仕組みなのかしら?
(引用:フリー素材集いらすとやより)
<原子力発電の仕組み>
nao:まずは原子力発電の説明ですが、発電段階においてCO2を全く排出せずに大量の電力を安定して供給することができます。
雷:他の発電と比べると環境に優しいのね。
nao:また、使い終わった燃料を再処理することにより再利用できることから、エネルギー資源小国・日本における発電方法として重要視されています。
雷:資源の量だけはどうにもならないものね・・・。
nao:原子力発電は、火力発電のボイラーを原子炉に置き換えたものです。
雷:火力発電は化石燃料を燃やして水を沸かして、蒸気の力でタービンを回転させて電気を起こすのよね。
nao:これに対して原子力発電はウランを核分裂させて熱エネルギーを得て水を沸かし、蒸気の力でタービンを回転させて電気を起こします。
雷:タービンを回転させるのは同じなのね!
nao:この原子力は、少量の燃料で大きなエネルギーが取り出せます。このため原子力発電は、燃料の運搬、貯蔵の面でも優れています。
雷:これだけ見ると良い発電方法のように思えるのだけど・・・。
nao:ここで出てくるのが原子力の危険性です。
(引用:フリー素材集いらすとやより)
<原子力発電の危険性>
雷:原子力の危険性というと?
nao:まずは放射能が漏れだす危険性です。
雷:原爆と同じように放射能による汚染で人体にも環境にも影響を及ぼすのね!
nao:対策はされているので、特に何もなければ問題ないのですが・・・。
雷:福島の事故とかのことね。
nao:そうです。地震や津波で外壁が破壊されると、漏れだす危険性があります。
雷:一度漏れ出すと修復に時間がかかるわよね・・・。
nao:近づくことが困難になりますからね。
雷:資源自体は少なく済むけど、事故が起きた時は大変なのね・・・。
nao:修復に時間がかかる上に、莫大な賠償金がかかってきますからね。
雷:さらにその間は電気の供給も止まるのよね。
nao:なので、事故が起きた場合は「安全」「時間」「お金」の三拍子がそろって吹っ飛んでいきます。
雷:できれば使用したくないわね・・・。
nao:ただ、福島の事故以前は全体の30%の電力を原発で供給していました。
雷:その分を他で賄うのは大変ね・・・。
nao:火力発電の供給を増やし、何とかしていますが・・・。
雷:やっぱり原発を稼働させないと電力が足りないのね。
nao:火力発電はコストが高いですしね・・・。福島の事故後、電気代が上がったのを覚えていますか?
雷:ああ、そういえば。それって火力発電が増えたから?
nao:理由の一つですね。
雷:安全性を取るか、電力の供給を安定させるか、難しいのね。
nao:ただ、原発の近くに住んでいないとこの気持ちは分からないと思います。
雷:そうね・・・。
nao:原発に代わる新しい発電法が開発されるか、絶対安全な原発の運用法が発見されることを祈っております。
(引用:フリー素材集いらすとやより)
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
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(参考:Yahoo!ニュースより)
(参考:NHK NEWS WEBより)
(参考:電気事業連合会より)
(参考:Wikipediaより)