【真珠湾攻撃】太平洋戦争の引き金となった作戦?【アメリカの反応は】 ①
※この記事は「真珠湾攻撃」についての解説となります。また、2つに分割したうちの前編となります。
<挨拶とコンセプトの説明>
nao:みなさまはじめまして。naoと申します。このブログは会話形式でマジメに進めていこうと思いますので、お相手を紹介します。
雷:「いかずち」です。よろしくお願いします。
前回の内容です↓
<真珠湾攻撃って?>
nao:真珠湾攻撃とは、1941年12月8日、アメリカ合衆国の太平洋艦隊と基地に対して、日本海軍が行った航空機および潜航艇による攻撃のことです。
http://kwout.com/cutout/n/xm/z6/t94.jpg
(引用:19 Iconic Photos Of Pearl Harbor via kwoutより)
雷:オアフ島真珠湾のアメリカ海軍基地は日本海軍にとって脅威となっていたのよね。
nao:日本軍としても何とか落としたかった基地で、スパイを送り込んだりして綿密な計画をたてていたようですね。
雷:ただ、この基地には戦艦と撃ち合える40cm砲が設置されていたり、上陸できる死角もなかったのよね。
nao:作戦案は二つでした。一つ目は雷撃可能な時、艦攻は全力雷撃を行い、艦爆で共同攻撃する案。二つ目は雷撃不可能な時、艦攻を降ろして全て艦爆にする案。
雷:魚雷を撃つには、ここの海は浅すぎるのよね・・・。
nao:なので、魚雷が打てるかどうかで作戦案を2つに分けて用意されました。
雷:使用母艦は第一航空戦隊、第二航空戦隊の全力と第四航空戦隊(赤城、加賀、蒼龍、飛龍)だったようね。
nao:のちに翔鶴、瑞鶴も加え、こうして日本軍は着々と計画を立てていきます。
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-43-96/totsukendd74taipu/folder/570684/13/17235513/img_0_m?1431598291
(引用:jマニアックpart2より)
<真珠湾の様子>
nao:一方、当時は「真珠湾はおそらく、世界中で最良の海軍基地であり、これほど最良の位置にあり、最高に防御され、また最高に補給された基地は他のどこにもない。」と言われるような基地でした。
雷:アメリカの新聞が「日本は我々を攻撃することはできない。それは軍事的に不可能なことである。ハワイの基地でさえ日本の艦隊の有効な攻撃力の圏外にある。」って報道するくらいだものね。
nao:しかし、空からの攻撃については以前から懸念されていたようです。
雷:空母レキシントンとサラトガを使用しての基地空襲演習を行って、成功したそうね。
nao:なので、「攻撃をしかけるなら空からだ」という意識はあったようですね。
雷:そこまでわかってるなら対策を立てそうなものだけどね・・・。
nao:実際「日本海軍は6隻の空母を使用し、北方から攻撃をかけてくる。オアフ島に対する攻撃は早朝が敵にとってもっとも有利であろう。」という予想も立てていたようです。
雷:ほとんど当たってるじゃない・・・。
nao:しかし、当時のアメリカは日本を過小評価していました。
雷:というと?
nao:このころのアメリカは大西洋の戦局に関心があり、太平洋は軽く見ていました。
雷:フィリピンの方ね!
nao:強力な戦力となる『空の要塞』B-17も、ほとんどがフィリピン送られていました。
雷:かなり油断してたのね・・・。
nao:そして作戦決行となります。
(引用:Official U.S. Navy photograph 80-G-21218.より)
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは一旦失礼いたします。
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(参考:Wikipediaより)