【タクシーの事故】車のトラブル時の対応は?【車の安全装置、ブレーキについて】
※この記事は「12/6東京・青山のタクシー事故」「12/4福岡・博多のタクシー事故」「事故に対する見解」の説明で構成されています。
<挨拶とコンセプトの説明>
nao:みなさまはじめまして。naoと申します。このブログは会話形式でマジメに進めていこうと思いますので、お相手を紹介します。
雷:「いかずち」です。よろしくお願いします。
nao:今日は最近起きているタクシーの事故についてお話ししようかと思います。
雷:東京や福岡の事故ね!
nao:まずは東京の事故から見ていきましょう。
(引用:フリー素材集いらすとや より)
<12/6午前 東京・青山での事故>
nao:交差点の手前の路肩で乗客を降ろしたタクシーが、3車線ある道路の一番右側に入ろうとしたところ、後方から来た乗用車と衝突しました。そのはずみで、信号待ちをしていたオートバイと軽乗用車を巻き込みました。
雷:オートバイの20代男性と乗用車の40代男性がけがをしたが、いずれも命に別条はなかったそうね。軽乗用車の30代女性に、けがはなかったとのことね。歩道にいた2人の通行人にも接触してるわね。
nao:運転手を含めて5人が病院に搬送されました。
雷:交差点の信号は赤だったという話ね。
nao:交通量の多い道路だったそうですね。
雷:こういう事故って起こりやすいのかしら・・・?
nao:交通事故については別にまとめた記事があるので、ご興味のある方はお読みください。↓
雷:・・・この記事とは雰囲気が全然違うけどね。
nao:この事故についてはまだ詳しく報道されていませんが、交通事故としては良く起こるタイプです。
雷:右折時の事故ね。
nao:「指示器を出すのが遅い、もしくは出さない」「前の車の指示器を見ていない」「急に曲がる」などの原因が挙げられます。
雷:防ぐ方法はないの?
nao:車間距離をしっかりとって、前の車の動向に注意することが大切です。
雷:当たり前ね。
nao:運転に慣れると当たり前のこともできなくなるものです。
雷:他には何かあるかしら?
nao:後ろの車への意思表示をすることですね。指示器は早めに出す、ブレーキを数回に分けて踏んで曲がる意思を伝える、などですね。
雷:これまた当たり前ね。
nao:交通事故が減らないのは、自分の中でルールを作ってしまうからなんです。
雷:「ここまでは大丈夫だろう」とかかしら?
nao:そうですね。例えば「前の車が交差点でスピードを落とさないから直進するだろう」とか「右折時に、この距離ならいけるだろう」とかですね。
雷:「自分の中の常識は、他の人にとっても常識」と思わないことが大事なのね!
(引用:フリー素材集いらすとや より)
<12/4午前 福岡・博多の事故>
nao:病院東館1階のラウンジで交通事故が発生。3人が死亡した他、20代の女性が意識不明の重体となり、男女6人が軽傷を負いました。
雷:死亡したのは、花田盛幸さん(44)と妻の美佐代さん(44)、遠藤一行さん(53)の3名だったわね。
nao:自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で逮捕された松岡龍生容疑者(64)はタクシー運転手として35年以上の経験があるベテランだったそうです。
雷:「ブレーキがきかなかった」という証言よね。
nao:事故を起こした車はトヨタの「プリウス」で、4,5年前に購入したものだったようです。また、9月の点検では問題がなかったとのこと。
雷:まだ新しいものね。老朽化は考えられないわ。
nao:また、点検は3か月ごとに行われ、松岡容疑者も1週間に1、2回は自分で点検をしていたとのことです。
雷:それだけ念入りに点検していてブレーキがきかないなんて・・・。
(引用:フリー素材集いらすとや より)
nao:また、松岡容疑者を知る人は「慎重な運転をする人だった」と証言しています。
雷:車の点検の話を見てもそうよね。慎重な人だと思うわ。
nao:ただ、タクシーには「イベントデータレコーダー」というものがあり、アクセルやブレーキのデータを分析することができます。
雷:今は分析中なのよね。
nao:ブレーキは200m手前の交差点からきかなかったようで、一時停止せずに走り去る姿を目撃した人がいたようです。
雷:かなり前からなのね。
nao:しかもエンジンブレーキによる減速もしなかったとのことですね。
雷:エンジンブレーキって、ギアを切り替えて減速させるやつよね?
nao:そうですね。このことから、ブレーキだけでなくギアや「電気系統全般」の故障が原因なのかなと思うのですが、どうも怪しいんですよね。
雷:どうしたの?
(引用:フリー素材集いらすとや より)
<個人的な見解、ブレーキについて>
nao:車って、凶器なんですよ。
雷:そりゃ、鉄の塊があのスピードで走ってるんだから危ないわよね。
nao:そんな凶器がトラブルを起こした時に「運が悪かった」では、たまったもんじゃないですよね。
雷:亡くなる人もいるんだし、それはね・・・。
nao:トラブルが起きるとして、「アクセルが入りっぱなし」か「ブレーキがききっぱなし」だとどっちがいいですか?
雷:それはブレーキの方が安全よね。
nao:なので、車はトラブルが起きても安全な方に向かうよう作られているはずなんです。
雷:なるほど。
nao:さらに言うと、「サイドブレーキはどうした?」「少しずつ寄ってガードレールにこすりながら減速は?」「最悪、ギアをリバースに入れることはしたのか?」ということです。
雷:なんだか車に悪そうな行為ね・・・。
nao:人が亡くなってるんですよ?「車が壊れるのと人が亡くなるのとどっちを選択する?」なんて選択肢ないんですよ。
雷:確かに、何かしら行動していれば今回は人が亡くならなかったかもしれないわね。
nao:特に200m前に気づいてたんでしょ?5秒あれば最悪、サイドブレーキぐらい判断できるでしょ。
雷:まあ、全てやったかもしれないし、細かい分析が出ないと分からないわね・・・。
nao:とまあ、車に乗るならトラブル発生時の対処ぐらいは知っておきましょうということでした。
(引用:フリー素材集いらすとや より)
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
「話題の時事ネタをマジメに解説」のリストです↓
その他、いろいろです↓
(参考:朝日新聞DIGITALより)
(参考:日本経済新聞より)
(参考:NEWSまとめもりーより)
(参考:Yahoo!ニュースより)
(参考:NHK NEWS WEBより)
(参考:はちま起稿より)