雷ちゃんとN提督の情報あれこれ

雷ちゃんとN提督が、会話形式でいろいろ説明していきます。

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【艦これ史実解説】雷ちゃんとN提督の史実講座【クロスロード作戦】

 <史実で活躍した艦船(駆逐艦や巡洋艦、戦艦)や戦いについて、会話形式で簡単に説明をしていきます。艦これにも史実に基づく設定があり、奥が深いです。>

 

<挨拶とコンセプト>

N提督:みなさま、おはこんばんにちは。好きなポケモンは「カイリュー」、N提督と申します。

雷:好きなポケモンは「プリン」、「いかずち」よ。「かみなり」じゃないわ。そこんとこもよろしく頼むわね!

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(引用:ミニパトさんより)

 

N提督:今回は、艦これ2016秋イベントE-5のボス深海海月姫のセリフより、「クロスロード作戦」についてご紹介いたします。

雷:E-5のボス弱体化ギミックを解除した後の深海海月姫のセリフからよね。

N提督:はい。こちらがそのセリフです。 

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(ゲーム画像:「艦隊これくしょん -艦これ-」より)

雷:やっぱり意味深よね・・・。

N提督:E-5でボスに特攻のある「長門」、「酒匂」、「プリンツ・オイゲン」、そしてボスのセリフの「ナギサ」、「ゼツボウ」、というところが史実に関係していると考えます。

雷:それがタイトルにもある「クロスロード作戦」ね!

 <クロスロード作戦>

N提督:まずはクロスロード作戦の話をしましょう。

雷:はーい!

N提督:クロスロード作戦は、アメリカがビキニ環礁で行った核実験のことです。これは、広島、長崎に落とされた原爆の続き、4番目、5番目の核爆発となります。

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(引用:田中草男さんより)

雷:原爆ではたくさんの尊い命が失われたわね・・・。

N提督:ただし、クロスロード作戦での標的は人間ではなく、艦船だったのです。

雷:船を標的にしたのね!それで海での実験だったのね。

N提督:原爆の恐ろしさは、その爆発だけにとどまりません。

雷:後遺症が何代にも受け継がれるほどの強力な放射能ね。

N提督:地下や地上での実験は、その放射能を除去する作業にとてつもない時間と労力と危険を伴います。海での実験の場合、多少は被害も抑えられると考えられました。

雷:それでも海が汚染されて、何回か実験場所を変えたりしてたのよね・・・。

N提督:その標的艦も各国から100隻近くの数が用意されていました。

雷:そんなにたくさん!

N提督:その中に、長門、酒匂、プリンツ・オイゲンもいました。

雷:抵抗もできずに核爆弾を食らうだけって考えると恐ろしいわね・・・。

N提督:ただ、長門とプリンツにはクロスロード作戦での伝説があります。

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(引用:「The last」桃路果子さんより)

<長門、プリンツの伝説>

雷:伝説って?

N提督:まず長門ですが、この核爆弾2発に耐えます。

雷:耐えたの!?

N提督:しかも1発目は無傷。2発目は5度傾いた程度でした。

雷:恐ろしい装甲ね・・・。

N提督:そして4日後に誰にも看取られず沈んでいったそうです。このことを日本は「米艦が次々沈む中、最後まで持ちこたえた」「長門が名艦だった証拠」「日本の造艦技術の優秀性の証明」と称えられました。

雷:日本の技術はすごいのね・・・。

N提督:まあ、爆心地からの距離や、他にも耐えた艦はありましたが、それでも長門の装甲は伊達ではありませんでした。

雷:他にも耐えた艦がいたのね!

N提督:その1隻はプリンツです。

雷:そうだったの!?

N提督:もともとプリンツは戦後まで生き延びたドイツの武勲艦ではありました。クロスロード作戦でも、2発の核爆弾に耐えるという幸運ぶりを発揮します。

雷:艦これに実装されるだけあって、すごい船だったのね!

N提督:ただ、プリンツを調べるため浅瀬に座礁させられたものの、そのまま転覆して動けなくなりました。

雷:・・・そこが艦これのプリンツのキャラなのね。

N提督:どちらにせよ、この2隻が脚光を浴びたのは間違いありません。

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(引用:「ビッグセブンな願い事」田中草男さんより)

<E-5ボスとクロスロード作戦について>

N提督:さて、艦これのイベントとの関係ですが、E-5ボスの深海海月姫の元ネタはアメリカの空母「シャングリラ」だと言われています。

雷:なんだか愉快な名前ね。

N提督:その通り、ジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』の中に出てきた理想郷の名にちなんでいます。

雷:そのシャングリラはどう関係するのかしら?

N提督:シャングリラはこのクロスロード作戦の指揮艦を任されていました。よって、ボスの言葉も理解できるところがあります。

雷:ゼツボウ・・・。核実験の標的となった艦たちへの言葉ね。

N提督:シャングリラの名前の由来が「理想郷」っていうのを考えると救いのない話ですけどね。原爆で失われた尊い命のことも・・・。

雷:私たちはそのことを忘れないで生きていかないといけないわね。

N提督:明るい未来を築いていきましょう。

雷:とりあえずはボーキサイトを貯めないとね!

N提督:ボーキサイト・・・残り1・・・うっ頭が。

雷:現実よ。↓

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(引用:海山戀さんより)

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。

史実解説のリストです↓

【艦これ】当時の作戦の史実解説

その他、いろいろです↓

雷ちゃんとN提督の情報あれこれ(ジャンル別リスト)

 

 (参照:Wikipedia)

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